親の介護・病気や怪我・育児など、様々な理由から働けなくなって、生活保護を受給したいと考える方も少なくないです。
結論から言うと、働けない人でも生活保護を受けられます。
ほごらんど働けない方は今すぐ生活保護を受給しましょう！
ここでは、何らかの理由で働けなくなった方が生活保護を受ける際の理由や注意点、受給できる金額シミュレーションまでわかりやすく解説します。
【この記事でわかること】
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働けない人は生活保護を受給できる！
結論から言うと、何らかの理由で働けない方は
生活保護を受給できます。
ここでは、よくある働けない理由や具体例、生活保護を受ける条件について解説していきます。
何らかの理由で働けない場合も生活保護を受けられます
何らかの理由で働けない人は、生活保護を受けられます。
【働けない理由の一覧】
- 親の介護
- 病気や怪我
- 障害
- 育児
- 高齢
- 就職できない など
特によく挙げられるケースは「親の介護」や「病気や怪我」です。
生活保護を受ける条件は働いている・働いていないではなく、
「収入が最低生活費を下回っていること」の1つだけです。
例) 親を施設に預ける経済的余裕がないケース
生活保護を受けることによって、以下の扶助と加算が考えられます。
| 〈扶助〉 | |
|---|---|
| 介護扶助 | 介護サービスの費用(実費) |
| 〈加算〉 | |
| 介護施設入所者加算 | 特定の介護サービスを受けている入所者に対して支給される(9,880円) |
| 介護保険料加算 | 介護保険の第1号被保険者である被保護者に対し、納付すべき介護保険料に相当する経費を補填する(実費支給) |
上記の加算内容は、被介護者(介護される側)である親と同じ世帯にすることで、適用される扶助や加算です。
保護費は状況に応じて加算として上乗せされることが多いです。
同じ世帯にすることによって、親も
生活保護受給者になります。
このように介護や病気に適用される保障は幅広くありますので、生活保護を受けた方が生活が楽になることは間違いなしです。
生活保護を受ける条件
生活保護を受ける最低条件は、「収入が最低生活費を下回ること」の1つだけです。
最低生活費はお住まいの地域や世帯人数によって異なります。例えば、最低生活費は以下が目安です。
主な自治体の級地区分▽
| 級地区分 | 市区町村名 |
|---|---|
| １級地 -１ | 東京都23区、八王子市、横浜市、さいたま市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、豊中市、神戸市など |
| １級地 -２ | 札幌市、仙台市、青梅市、所沢市、千葉市、横須賀市、大津市、宇治市、岸和田市、明石市、岡山市、広島市、北九州市 など |
| ２級地 -１ | 函館市、青森市、盛岡市、秋田市、山形市、福島市、水戸市、宇都宮市、前橋市、川越市、柏市、海老名市、新潟市、富山市、金沢市、泉佐野市、奈良市 など |
| ２級地 -２ | 夕張市、名取市、日立市、足利市、長岡市、上田市、多治見市、三島市、瀬戸市、松坂市、加古川市、三原市、尾道市、大牟田市、佐世保市 など |
| ３級地 -１ | 北見市、弘前市、宮古市、石巻市、能代市、米沢市、郡山市、石岡市、栃木市、伊勢崎市、行田市、銚子市、飯田市、洲本市、海南市 など |
| ３級地 -２ | １級地 -１～３級地 -１以外の市町村 |
| 級地 | 1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 |
|---|---|---|---|
| １級地 -１ | 130,010円 | 187,490円 | 222,680円 |
| １級地 -２ | 127,420円 | 183,360円 | 217,540円 |
| ２級地 -１ | 116,460円 | 169,490円 | 202,760円 |
| ３級地 -１ | 109,330円 | 159,310円 | 191,290円 |
収入の種類や働いている・働いていないかは関係ありません。収入が少なく生活に困っている場合は誰でも生活保護の対象となります。
生活保護を受けるにあたって注意しなければならないことについて詳しくみる▽
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働けない場合、生活保護でいくら貰える？【シミュレーション付き】
ここでは何らかの理由で働けない場合、生活保護でいくらもらえるのかについて解説していきます。
【生活保護でいくら貰える？】
8つの扶助と9つの加算
生活保護の最低生活費の金額は、8つの扶助で構成されています。
| 扶助の種類 | 内容 | 対象となる費用 |
|---|---|---|
| 生活扶助 | 日常生活に必要な費用 | 食費、衣料費、光熱費、日用品費 |
| 住宅扶助 | 安定した住居の確保 | 家賃、敷金、引っ越し費用 |
| 教育扶助 | 子どもの学びを支える | 学用品費、給食費、修学旅行 |
| 医療扶助 | 病気やケガの治療費 | 診察料、薬代、入院費 |
| 介護扶助 | 高齢者や障害者の介護費用 | 介護サービス、福祉用具レンタル費 |
| 出産扶助 | 出産にかかる費用 分娩費 | 分娩費、入院費、新生児用品 |
| 生業扶助 | 自立に向けた支援 | 就職活動費、技能習得のための費用 |
| 葬祭扶助 | 葬儀に必要な費用 | 火葬費、埋葬費、葬儀費用 |
さらに、生活保護には状況に応じてプラスでもらえる9つの加算があります。
| 加算の種類 | 金額の目安 | 対象者 |
|---|---|---|
| 妊産婦加算 | 月額 8,200円 | 妊娠4か月以上の妊婦 産後90日以内の産婦 |
| 母子加算 | 月額 11,500円 ～23,000円 | 18歳未満の子どもを 扶養している母子家庭 |
| 障害者加算 | 月額 14,280円 ～27,850円 | 身体障害者 精神障害者 |
| 介護施設入所者加算 | 月額 10,000円前後 | 介護施設に入所している人 |
| 在宅患者加算 | 月額 10,000円 ～20,000円 | 在宅療養を受けている人 |
| 放射能障害者加算 | 月額 17,4307円 | 放射線障害認定を受けている人 |
| 児童養育加算 | 月額 10,500円 | 18歳未満の子どもを扶養している世帯 |
| 介護保険料加算 | 月額 実費支給 | 40歳以上の生活保護受給者 |
加算の対象条件や金額は状況によって異なるため、詳しくはほごらんどに相談するのがおすすめです。
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〇〇の場合いくら貰える？
【シミュレーション】
ここでは、様々なシチュエーションを使って実際に生活保護費がいくら貰えるのかシミュレーションしていきます。
【生活保護費受給額シミュレーション】
①親の介護で働けない場合
(家で介護するケース)/東京23区内を想定
親(1人)をお家で介護する場合は、以下の扶助・加算が支給されます。
| 〈扶助〉 | ||
|---|---|---|
| 生活扶助 | 約120,000円 | |
| 住宅扶助 | 上限64,000円 | |
| 介護扶助 | 介護保険サービスの自己負担分や必要な福祉用具など実費支給 | |
| 医療扶助 | 病院受診や薬代などを実費支給 | |
| 〈加算〉 | ||
| 介護保険料加算 | 実費支給 | |
| 障害者加算 | 15,430円〜26,810円*障害の 等級によって異なる | |
世帯人数は2人とみなされるので、生活保護費として約20万円＋医療や介護に関する実費が支給されます。
高齢者が生活保護を受給する場合や年金と同時受給を検討されている場合は、以下の記事をご覧ください▽
②育児で働けないシングルマザーの場合/神奈川県横浜市を想定
子供が2人の場合で考えます。
| 〈扶助〉 | ||
|---|---|---|
| 生活扶助 | 約152,880円 | |
| 住宅扶助 | 約69,800円 | |
| 教育扶助 | 義務教育中の子どもの学用品費・給食費など必要に応じて支給 | |
| 医療扶助 | 病院受診や薬代など実費支給 | |
| 〈加算〉 | ||
| 母子加算 | 23,500円(子供二人) | |
| 児童養育加算 | 20,380円(子供二人) | |
世帯人数は3人とみなされるので、生活保護として約26万円＋教育や医療に関する実費が支給されます。
シングルマザーで生活保護を検討している方は、以下の記事をご覧ください▽
③病気で働けない場合/千葉市在住を想定
| 〈扶助〉 | ||
|---|---|---|
| 生活扶助 | 約45,520円 | |
| 住宅扶助 | 約46,000円 | |
| 医療扶助 | 病院受診や薬代など実費支給 | |
| 〈加算〉 | ||
| 障害者加算 | 月額 14,280円～27,850円 | |
世帯人数は1人とみなされるので、
生活保護として約10万円＋医療扶助が支給されます。
加算の対象条件や金額は状況によって異なるため、詳しくはほごらんどに相談するのがおすすめです。
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働けないから生活保護を申請したい…
申請方法は？
ここでは、生活保護の申請方法について解説していきます。
【生活保護の申請方法】
生活保護の申請の流れ
Step1:ほごらんどに相談
生活保護の申請を考えていること、現在の生活状況、収入や資産の状況などを伝えて、申請条件を満たしているかの確認をします。
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Step2:必要書類の準備
生活保護の申請には、必要書類を準備する必要があります。
書類が不足している場合は、後日追加で提出することが可能です。
Step3:生活保護の申請
必要書類が揃ったら、福祉事務所で生活保護の申請を行います。
申請は本人が行うのが原則ですが、代理人による申請もできます。
Step4:調査・審査
申請後、福祉事務所が生活状況や収入、資産、家族関係などの調査・審査を行います。
プライバシー保護は徹底されているため、近所に知られることは基本的にありません。
Step5:支給決定・受給開始
審査が終了すると、生活保護の支給が決定します。
申請から支給開始までの期間は約2〜3週間程度です。支給は毎月1回、指定の口座に振り込まれます。
申請に必要な書類
【申請に必要な書類一覧】
- 本人確認書類(マイナンバーや保険証)
- 給与明細書
- 通帳
- 印鑑
事前に用意できないものは無理に揃える必要はありません。
ほごらんどでは、生活保護の申請に必要な手続きをサポートからお住まいの提供まで行っています。
まずは生活保護でいくら貰えるのかシミュレーションを無料で行えます。公式LINEや電話からお気軽に相談ください。
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働けないから生活保護を受ける際の3つの注意点
何らかの理由で働けない方が生活保護を受ける際に注意することが何点かあります。ここでは、注意点を3点に絞って解説していきます。
【働けない人が生活保護を受ける際の注意点】
①自己申告では働けないことを認めてもらえない可能性がある
自己申告で「働ける状態ではないです」と言っても、認めてもらえない可能性があります。
しかし、生活保護はあくまでも自立を支援するための制度なので、働ける場合は、就労することを勧められます。
働けない証明には何が必要？
ただし、生活保護を受ける条件は
「収入が最低生活費を下回っていること」の1つだけです。
しかし福祉事務所から「働けますよね？」と言われてしまうことも少なからずあるのが事実です。
その対処法として「働けない証明を提示する」が挙げられます。働けない証明として必要なものが以下の通りです。
【働けない証明ができるもの】
- 医師の診断書
- 障害者手帳
- 通院記録や服薬記録 など
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②病気や怪我の場合は診断書をもらう
病気や怪我で働けなくなった場合は、病院で診断書を発行してもらいましょう。
申請時に診断書を提出することで、通常の生活保護費に加えて「障害者加算」が適用されます。
「病気が理由で働けない…」生活保護を申請したい方はこちらの記事も併せてご覧ください▽
③働けるようになったら申告する
働けるようになったことを申請せずに受給を続けた場合、減額や打ち切りになります。
「働き始めたから、生活保護は打ち切りです」なんてことにはなりません。
生活保護に働いている・働いていないは関係ないので、もし働けるようになったら隠さずに申告しましょう。
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ケースワーカーに「働け」と言われたらどうする？
Aさん(30代)ケースワーカーに「働きなさい」と言われました。
どうすればいいでしょうか？
しかし、あくまでも「能力に応じて」なので、
受給者が働けない状況ならば無理に働く必要はありません。
特に精神的な面で病気を患っている場合は、受給者側は「到底働けない」と思っていても、ケースワーカーからしたら「働けるはず」と見られてしまうケースもあります。
もしケースワーカーから高圧的な対応を取られた場合は、福祉事務所に苦情申し立てができます。
ケースワーカーはあくまでも受給者に寄り添って自立を支援する役割です。しかし、中には受給者に対して高圧的な態度をとっているケースワーカーもいるのが事実です。
「これって声をあげてもいいのかな…？」という不安に感じている方は、ほごらんどでも無料で相談を承っております！
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もし申請を断られたら？”水際作戦”の対処法
Aさん(30代)そもそも「働けない」という理由で生活保護を申請したら断られた…
何かいい対処法はありますか？
生活保護の申請は、福祉事務所の窓口で行います。
福祉事務所では”水際作戦“といって、本来受給できるはずの申請者も何かしら理由をつけて拒否するというケースが発生しています。
本来このようなことは起こってはならないのですが、実際に起こってしまっているのが事実です。
このようなケースに合うのは、
一人で申請しに行っている場合に多く見られます。
実際、一人で福祉事務所に申請しに行った場合の通過率はたったの20~40％なのに対し、弁護士などの専門スタッフが同行した場合の通過率は驚異の99%です。
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生活保護のことなら、ほごらんどに全てお任せください。
本セクションでは生活保護のメリットを説明した後、ほごらんどの魅力的なサポートサービスを徹底的にご紹介します。
生活保護の大きなメリット
生活保護には、大きなメリットが以下のように2つあります。
【生活保護の大きなメリット2選】
- お金に悩まなくて済む👍
- 人生を再スタートさせるための時間ができる👍
メリット① お金に悩まなくて済む
生活保護を受給する1つ目にして最大のメリットが、お金に悩まなくて済むことです。
以下は、生活保護を受けることで無料で提供されるサービスやものの例です。
【生活保護で無料で受け取れるもの】
- 生活に必要な最低限のお金（生活扶助）
- 家賃、敷金礼金（住宅扶助）
- 基本的なすべての医療費
- 出産費用
- 一定の上限での教育費
このように、基本的な最低限度の生活を送る上で必要となる費用は全て国が負担してくれます。
ほごらんど生活が苦しかった人が、生活保護を受けたことで幸せになったという話は後を断ちません！
メリット② 人生を再スタートさせるための時間ができる
二つ目の大きなメリットが、生活保護を受けることによって人生を再構築するための時間的余裕が生まれることです。
そのため、生活保護脱却後の人生設計のための資格勉強や、自分の人生を見つめ直すための時間が大いにあるのです。
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