生活保護の辞退届の書き方を解説📄抜けるには？手続きについて徹底解説

生活保護の辞退は受給者の権利であり、適切な手続きを踏めば辞退することが可能です。

この記事では、生活保護の辞退を検討している方が安心して手続きを進められるよう、実際の体験談も含めて詳しく解説します。

生活保護の辞退届とは？

生活保護の辞退届とは…
現在受給している生活保護の給付を自らの意思で停止するために提出する書類です。

生活保護法では、受給者が自らの意思で保護を辞退することが認められています。

辞退届は福祉事務所に提出し、受理されることで正式に生活保護の受給が終了します。

辞退届の提出は、受給者の権利として法的に保障されています。

ここでは、生活保護の辞退でよく挙げられる理由や、「辞退」と「廃止」の違いについて解説していきます。

生活保護の辞退は自由

生活保護の辞退に特別な条件はありません。

保護の実施期間は、被保護者が保護を必要としなくなったときは、速やかに、保護の停止又は廃止を決定し、書面をもって、これを被保護者に通知しなければならない。

生活保護法第26条より

まず大前提として、辞退はあくまで被保護者本人の「任意」に基づくものとされています。

本来「辞退届」は不必要なものとされており、福祉事務所は辞退届を求めることはありません。

しかし、被保護者から辞退届が提出された際には、福祉事務所では被保護者が辞退後の生活が不安定にならないためにも、辞退の理由について確認が行われます。

主な辞退理由として、以下のような理由が多いです。

• 就労による収入増加
• 家族からの支援
• 資産の取得
• 結婚や同棲　など

これらの理由により、最低生活費を上回る収入や支援が見込める場合に辞退が検討されます。

辞退届はいつでも提出できる

生活保護の辞退届は、福祉事務所が開庁していればいつでも提出できます。

しかし、辞退届は被保護者からの「保護の終了を希望する意思表示」であり、それ自体が保護をすぐに終了させるものではありません。

福祉事務所は辞退届が提出された場合でも、すぐに保護を終了させるわけではありません。

辞退の効力発生日については、福祉事務所との協議により決定されることが一般的です。

辞退届が受理されるまでは、引き続き生活保護が継続されます。

計画的な準備期間を設けることで、より安全で確実な自立が可能になります。

辞退届と保護廃止の違い

生活保護の終了には「辞退」と「廃止」の2つの種類があります。

辞退は受給者自身の意思による申し出であり、廃止は福祉事務所側の判断による強制的な終了です。

辞退	受給者自身の意思による終了
廃止	福祉事務所側の判断による強制的な終了

辞退の場合、受給者が主体的に手続きを進めるため、準備期間を設けられます。

一方、廃止の場合は収入基準の超過や不正受給の発覚などにより、福祉事務所から通知される形で保護が終了します。

生活保護の廃止についてよく詳しくみる▽

生活保護を受給するのも辞退するのも自由です！

ほごらんどでは、生活保護の申請同行サポートからお住まいの提供まで行っております！まずは公式LINEや電話から一度ご相談ください！

生活保護の辞退届の書き方

生活保護の辞退届の書式に決まりはありません。

生活保護辞退届に書くべき事項は以下のとおりです。

• 氏名
• 連絡先
• 記載年月日
• 保護の廃止希望日
• 辞退理由

ご自身の「辞退したい」という意思を明確に伝える書面であれば、特に決まったフォーマットは求められません。

辞退届の書類が福祉窓口に用意されていたり、ホームページにてダウンロードできる市町村もあります。

適切な準備と正確な手続きにより、スムーズな自立への移行が可能になります。

不明な点がある場合は、遠慮なく福祉事務所の担当者に相談し、確実な手続きを心がけることが大切です。

提出〜保護終了の流れ

ここでは、辞退届の提出から実際に保護が終了するまでの流れを解説していきます。

生活保護終了後に生活に困窮する事態が生じた場合は、福祉事務所への「再来所」や「再申請」が可能です。

生活保護の受給・辞退は個人の自由です！

ほごらんどでは、生活保護受給者向けの賃貸を無料で提供しております！

現在、生活保護を受けようか検討している方は、一度無料相談してみませんか？

辞退届提出時の重要な注意点

生活保護の辞退手続きには、知らないと大きな損失を招く可能性がある重要な注意点が存在します。

特に、各種扶助の終了タイミングや辞退の取り下げに関する規定は、事前に十分理解しておく必要があります。

①就労自立給付金は対象外

就労自立給付金とは…
安定した職業に就くなどして保護を必要としなくなったと認められる被保護者に対して支給されるもの

辞退届によって生活保護が廃止された場合、就労自立給付金の支給の対象にはならないので注意しましょう。

②医療扶助の終了について

生活保護が終了した際は同時に医療扶助も終了するため、廃止日以降の医療費は全額自己負担となります。

継続的な治療が必要な場合は、国民健康保険への加入手続きを廃止前に済ませる必要があります。

特に注意が必要なのは、処方薬の継続や定期検査の費用負担です。

生活保護受給中は医療費の自己負担がありませんが、廃止後は通常の保険診療となります。

③住宅扶助の終了タイミング

住宅扶助の終了タイミングも、辞退時の重要な注意点です。

扶助は生活保護廃止と同時に終了するため、
廃止日以降の家賃は全額自己負担となります。

家賃の支払日と廃止日のタイミングによっては、一時的に大きな負担が生じる可能性があります。

例えば、家賃が月末払いで、月の中旬に生活保護が廃止される場合、その月の後半分の家賃は自己負担となります。

住宅扶助の対象となっていた住居に継続して住む場合は、家主や管理会社への連絡も必要です。

ほごらんどでは、生活保護受給者向けの賃貸を無料で提供しております！引越し代も無料です！

ほごらんどの賃貸は、生活保護を辞退した後も住み続けることができます！*

＊その場合は家賃を支払う必要があります。

公式LINEや電話から無料相談を受け付けております！お気軽にご相談ください！

生活保護の辞退届　この記事のまとめ

生活保護の辞退は、受給者の権利として法的に保障された重要な選択肢です。

特に医療扶助と住宅扶助の終了タイミングについては、
予期しない負担を避けるため十分な注意が必要です。詳しくみる△

不安や疑問がある場合は、遠慮なく福祉事務所や関係機関に相談し、安心して新しい生活をスタートしてください。

ほごらんどなら申請通過率99%！

生活保護のことなら、ほごらんどに全てお任せください。

本セクションでは生活保護のメリットを説明した後、ほごらんどの魅力的なサポートサービスを徹底的にご紹介します。

• ▽なぜほごらんどがいいのかを見る▽

生活保護の大きなメリット

生活保護には、大きなメリットが以下のように2つあります。

メリット① お金に悩まなくて済む

生活保護を受給する1つ目にして最大のメリットが、お金に悩まなくて済むことです。

以下は、生活保護を受けることで無料で提供されるサービスやものの例です。

このように、基本的な最低限度の生活を送る上で必要となる費用は全て国が負担してくれます。

メリット② 人生を再スタートさせるための時間ができる

二つ目の大きなメリットが、生活保護を受けることによって人生を再構築するための時間的余裕が生まれることです。

そのため、生活保護脱却後の人生設計のための資格勉強や、自分の人生を見つめ直すための時間が大いにあるのです。

生活保護を受給していた神奈川県在住のH.Iさんは、生活保護期間中に宅建士の資格を取ることに成功し、今では立派に自立した生活を送っています。

自分の人生を再スタートさせるためにも、一度生活保護を受けるのも一つの手なのです。

生活保護のことならほごらんど

生活保護を申請するのは不安で大変なこともありますが、私たちのサービスはその負担を軽減し、スムーズに申請が完了するようサポートします。

	ほごらんどが同行	1人で行く場合
通過率	99%	20-40%

実際、一人で福祉事務所に申請しに行った場合の通過率はたったの20~40％なのに対し、弁護士などの専門スタッフが同行した場合の通過率は驚異の99%です。

ほごらんどでは、経験豊富なスタッフが一緒に福祉事務所に同行し、あなたの不安を解消しながらサポートします。

今家がなくても大丈夫！住居を無償提供＆即日入居可

生活保護申請に伴う住居の手配もお任せください！

受給者様の必要に応じて、快適で生活しやすい住まいを手配いたします。生活に最低限必要となる家具家電もこちらで事前に用意させていただきます。

また、現在家がない状態でも、ほごらんどの提供するお家にすぐに住むことが可能です！

お金がなくても大丈夫！完全無料でサポート

我々ほごらんどは、受給者様の資産を搾取するようなことは一切致しません。

そのため、完全無料で、生活保護の申請から住居の手配、食事の提供までサポートいたします。

何か不安事がある場合のほごらんどへのご相談も無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

生活保護が決まった後も、私たちのサポートが続きます。快適な生活環境を提供し、経済的な安定をしっかりサポートします。

電話・公式LINE・WEBサイトで無料相談ができます。今すぐ無料相談をして、生活保護申請の不安を解消しましょう！

生活保護の辞退届に関するよくある質問

生活保護の辞退届を書面で提出するのが難しい時はどうする？

生活保護の辞退届を書面で提出することが難しい場合は、福祉事務所が被保護者に聞き取りを行い、その内容を記載した書面に被保護者本人が記名することも可能です。

同棲によって生活保護を辞退するが、その際相手の収入などは調査される？

はい。同棲によって生活保護を辞退される際、相手の収入などは調査の対象となります。

これは、被保護者の「自立の目処」を確認するためです。

あわせて読みたい

生活保護受給中パートナーと同棲はできる？バレる可能性や彼氏ができたときの注意点など詳しく解説 「生活保護受給中に同棲していいのかな」「同棲しながら生活保護を受けられるの？」 こんな悩みを抱えている方も多いでしょう。 結論からいうと同棲しながら生活保護は…

無職の状態でも生活保護を辞退できる？

はい、無職の状態でも生活保護は辞退できます。

生活保護の辞退は、ご自身の「任意」であるため、たとえ無職であっても辞退は可能です。