生活保護の方が裕福なのか？贅沢？㊙️働いた場合と生活保護で比較してみた

生活保護受給者は決して裕福ではありませんが、場合によっては受給せずに働いている方よりも多くの収入を得ているケースがあります。

生活保護の制度はきちんと受給者の生活を経済的にも精神的にも安定させる仕組みになっています。

この記事では、「生活保護の方が裕福なのではないか？」「生活保護は贅沢三昧？」というように言われてしまう理由から、生活保護を受けるメリットまで分かりやすく解説しています！

生活保護の方が裕福？

受給状況によっては、生活保護の方が裕福になり得るケースがあります。

ここでは、生活保護を受給した場合と受給せずにパートとして働いた場合の年収をシミュレーションして比較します。

生活保護とパートとして働く…
どっちの方が裕福？

結論から言うと、場合によっては生活保護の方が年収が高いです。

生活保護を受給するのと、パートとして働くのでは、どちらの方が収入が多いのかシミュレーションしてみましょう。

ここでは、東京23区内に住むケースを想定します。

年収が130万円を超えると所得税・住民税が発生します。

さらに加算手当の対象であれば、プラスアルファでお金がもらえます。加算手当の内容を詳しくみる▽

生活保護受給者は医療費も無料です！

生活保護は働かずに年に150万円もの収入を得られます。これが「生活保護がずるい」と言われる理由の一つかもしれません。

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障がい者が生活保護は勝ち組？！

よくネットやSNSでは「障がい者が生活保護を受給するのは勝ち組」という声が挙がっています。

これは、障がい者の方が生活保護を受給することで障害者加算をプラスアルファで受給できるのが理由です。

障害者加算は、障害等級とお住まいの地域によって受給額は異なります。

障害者加算の種類
Aタイプ	・身体障害者手帳1～2級 ・障害年金1級
Bタイプ	・身体障害者手帳3級 ・障害年金2級

障害者加算でもらえる金額は、以下のとおりです。

種類	1級地	2級地	3級地
Aタイプ	26,810円	24,940円	23,060円
Bタイプ	17,870円	16,620円	15,380円

では、東京23区に住む生活保護受給者が障害手帳1級を所持している例をシミュレーションしてみましょう。

例）障害等級1級で且つ東京23区内にお住まいの場合
月26,810円の障害者加算をもらえ、年に換算すると321,720円
1,560,120円(元々の保護費)＋321,720円＝1,881,840円/年の収入が得られます。

医療費も無料なので、ご自身の障がいの治療に関する費用は全て全額負担です！

障がい者の方の通院や治療は、場合によっては多額の費用がかかりがちです。

しかし生活保護を受給することで医療に関する費用を支払う必要がなくなるので、精神的にも経済的にも安定した生活につながります。

「障がい者が生活保護を受給するのは勝ち組だ！」というネットの声に100%同意することはできませんが、生活保護を受けることで得られるメリットも大きいということは事実です！

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なぜ「生活保護は贅沢」と言われるのか？

「生活保護は贅沢だ！」「生活保護は甘えだ！」のような生活保護に対する厳しい意見がある理由はズバリ、〈生活保護の支給額〉と〈ある程度娯楽が認められていること〉だと言えるでしょう。

ここでは、生活保護では何のお金が支給されるのかという構成部分と生活保護でしてはいけないとされていること・逆に禁止されていないことについて解説していきます。

生活保護の構成

生活保護費は、大きく「生活扶助」と「住宅扶助」の2つから構成されます。

生活扶助	生活費に充てるもの(食費など)
住宅扶助	家賃や家の補修費に充てるもの

さらに、生活保護の支給額は生活扶助と住宅扶助以外にも6つの扶助で構成されています。

扶助の種類	内容
生活扶助▽	食費、光熱費などの扶助
住宅扶助▽	家賃、部屋代など、住居費の扶助
教育扶助▽	児童の教育にかかる費用の扶助
医療扶助▽	けがや疾病の治療費の扶助
介護扶助▽	介護保険の自己負担分の扶助
出産扶助▽	出産費用の扶助
生業扶助▽	就職準備にかかる費用の扶助
葬祭扶助▽	葬儀、埋葬に関する費用の扶助

また、特別な事情がある場合には各種手当が適用されます。

このように生活保護は受給者の基本的な生活を支え、経済的にも精神的にも安定した生活を送らせるための仕組みが整っています。

生活保護でもらえる金額については以下の記事で詳しく書いています▽

加算の対象条件や金額は状況によって異なるため、詳しくはほごらんどに相談するのがおすすめです。

生活保護で禁止されていること禁止されていないこと

贅沢と言われる理由は、「禁止事項があまりない」ということが挙げられます。

上記のような考えをお持ちの方も多いと思いますが、実は生活保護において禁止事項は少ないのです。生活保護でしてはいけないことは以下の通りです。

「資産の保有」において、所有が認められていない主な資産は以下の通りです。

持ち家や車に関しては場合によっては所有が認められるケースもあります。詳しくはケースワーカーに尋ねましょう。

生活保護でしてはいけないことについては以下の記事で詳しくまとめられています▽

借金していても生活保護は受給できますが、受給した生活保護費を借金の返済に充てることは禁止されています。

借金を抱えている方で生活保護を受給したい方は、生活保護受給者の場合法テラスを無料で利用できますので、ご案内いたします！

逆に世間では誤解されがちだけど、生活保護でも認められている行為について紹介します。

上位のような行為は条件を満たす必要がある場合もありますが、生活保護で特段禁止されていません。

特にギャンブルやゲームといった娯楽は、生活保護を受けていない人からしたら「生活保護がずるい」「生活保護が羨ましい」と思われる理由かもしれません。

しかし生活保護費は借金の返済といった例外を除いて、使い道は自由です！

使いすぎたとしても追加で保護費が支給されることは絶対にありませんので注意しましょう。

生活保護を受けるための条件は「収入が最低生活費を下回っていること」の1つだけです！

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生活保護を受けるメリット

生活保護を受けることの最大のメリットは、最低限の生活を維持するための費用を支給してもらえることです。

住居費や生活費の他にも医療費や介護費は全額免除になるので、健康面でも安心して過ごせます。

東京都内在住の場合、生活保護でもらえる参考金額は以下のとおりです。世帯人数によっても変わります。

世帯人数	生活扶助	住宅扶助	合計支給額
1人世帯	87,000円	53,700円	140,700円
2人世帯	130,000円	64,000円	194,000円

以下は、生活保護を受けることで無料で提供されるサービスやものの例です。

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「働きたくないから生活保護」でも受給可能！

結論から言うと、働きたくないという理由でも生活保護を受けられます。

実は、「収入が最低生活費を下回っている」という1つの条件を満たしていれば、ほぼ受給可能です。

生活保護は困窮している原因は問わないので、働いているかどうかについては関係ありません。

しかし、生活保護の対応窓口では“水際対策“といい、本来生活保護を受けられる人でもなんらかの理由をつけて拒否するケースも少なくありません。

生活保護の受給率を上げるためには、「生活保護に詳しい専門家を対応窓口まで同行させる」のが近道です。

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実際、一人で福祉事務所に申請しに行った場合の通過率はたったの20~40％なのに対し、弁護士などの専門スタッフが同行した場合の通過率は驚異の99%です。

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【生活保護の方が裕福？！】
この記事のまとめ

よくネットでは「生活保護の方が裕福」「生活保護にむかつく」「生活保護はいらない」という声もありますが、実は生活保護は非常に生活を経済的にも精神的にも安定させるための公正な制度です。

また、生活保護を受けるメリットは非常に大きいです。

ほごらんどでは、都内で生活保護受給者向けに無料でお住まいをご提供しております！

申請から受給後の生活までサポートいたしますので、お気軽にご相談ください！

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本セクションでは生活保護のメリットを説明した後、ほごらんどの魅力的なサポートサービスを徹底的にご紹介します。

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生活保護の大きなメリット

生活保護には、大きなメリットが以下のように2つあります。

メリット① お金に悩まなくて済む

生活保護を受給する1つ目にして最大のメリットが、お金に悩まなくて済むことです。

以下は、生活保護を受けることで無料で提供されるサービスやものの例です。

このように、基本的な最低限度の生活を送る上で必要となる費用は全て国が負担してくれます。

メリット② 人生を再スタートさせるための時間ができる

二つ目の大きなメリットが、生活保護を受けることによって人生を再構築するための時間的余裕が生まれることです。

そのため、生活保護脱却後の人生設計のための資格勉強や、自分の人生を見つめ直すための時間が大いにあるのです。

生活保護を受給していた神奈川県在住のH.Iさんは、生活保護期間中に宅建士の資格を取ることに成功し、今では立派に自立した生活を送っています。

自分の人生を再スタートさせるためにも、一度生活保護を受けるのも一つの手なのです。

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お金がなくても大丈夫！完全無料でサポート

我々ほごらんどは、受給者様の資産を搾取するようなことは一切致しません。

そのため、完全無料で、生活保護の申請から住居の手配、食事の提供までサポートいたします。

何か不安事がある場合のほごらんどへのご相談も無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

生活保護が決まった後も、私たちのサポートが続きます。快適な生活環境を提供し、経済的な安定をしっかりサポートします。

電話・公式LINE・WEBサイトで無料相談ができます。今すぐ無料相談をして、生活保護申請の不安を解消しましょう！

生活保護×裕福に関するよくある質問

生活保護は働かない方が得ですか？

生活保護は必ずしも「働かない方が得」とは限りません。

しかし、働きたくない場合は無理して働く必要はありません！

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生活保護は一生安泰ですか？

生活保護は条件を満たせば受給し続けられますが、ケースワーカーから就労の指導が入る可能性があります。しかし、働けない状態にある場合は無理に働く必要はありません。

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