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【密着24時間】生活保護を実際受給している人に聞いてみた、生活保護受給者の一日

生活保護インタビュー 24時間密着

生活保護って、どんな生活なんだろう?」そう考えたことはありますか?

テレビやインターネットでは、生活保護制度に対するさまざまな意見や情報があふれています。しかし、その多くは断片的で、実際に受給している人のリアルな日常はあまり知られていません。

この記事では、生活保護受給者であるKさん(仮名・50代)の24時間に密着し、朝起きてから夜寝るまでのありのままの生活を詳細に紹介します。

生活保護が「人生の終わり」ではなく「再スタートの基盤」であること。そして、希望に満ちた未来を描くことができる制度であることを、ぜひKさんの物語から感じてください。

インタビューを受けてくださったKさん
Kさん顔写真
Kさん顔写真

【生活状況】
持病の悪化により退職、収入ゼロ
【困難の理由】
病気のため長期間働けなくなった
【家計状況】
家賃:7万円
貯金:3万円
医療費:3.5万円(支払えず)
【相談前】
・食事は1日1回
・家賃滞納が続き、督促状が届く
【相談後】
生活保護受給が決定
医療費は自己負担なしに
家賃は代理納付で滞納解消

密着取材に対する感想

Kさん

取材を受けてあらためて感じたのは、「生活保護は惨めなものじゃない」ということです。今は3食をとって勉強や就職準備をして、普通の生活を送れています。生活が安定し、心の余裕ができたのは何よりも大きいです。

目次

【朝7:00】普通の朝の始まり:目覚ましで起床

Kさんのコメント

朝は目覚まし時計の音で始まります。生活保護を受ける前は、明日の心配ばかりで夜もろくに眠れず、朝は体が重くてなかなか起きられませんでした。けれど今は、決まった時間になると自然と目が覚めるようになったんです。

顔を洗って歯を磨く――誰にとっても当たり前の習慣かもしれませんが、私にとっては特別な意味があります。以前は水道代が気になって、歯磨きも最低限しかできませんでした。今は気兼ねなく水を使えることに「ありがたいなあ」としみじみ思います

朝ごはんはトーストにチーズ、コーヒーを添えて。受給前は朝ごはんを抜くことも多かったのですが、今では1日3食きちんととれるようになりました。栄養を考えて野菜を取り入れる工夫も少しずつするようになっています。

朝ごはんのトースト&チーズ
当たり前の朝ごはんが嬉しいです。

テレビで朝のニュースを眺める30分は、心に余裕を感じられるひとときです。以前は自分のことで精一杯で、世の中に目を向ける余裕なんてありませんでした

身支度を整えた後は、手帳を開いてその日の予定を確認します。規則正しい生活を心がけることで、体調も安定し、心も落ち着いていくのを実感しています。

ほごらんど

Kさんも最初は「申請なんて恥ずかしい」と思い、自分を追い込んでいました。ですが一歩踏み出したことで、こうして毎日の暮らしを取り戻すことができました。

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【午前9:00】図書館での勉強時間:将来への投資

Kさんのコメント

午前9時になると、私は近所の図書館へ向かいます。無料で利用できるこの場所は、私にとって最高の学びの場です。静かな空間で集中できるし、参考書もたくさん揃っているので、本当に助かっています。

いま取り組んでいるのは、簿記2級の勉強です。ハローワークの職業訓練で習ったことを復習したり、レポート課題をまとめたりするのが日課になっています。

午前中は頭が冴えているので、知識がすっと入ってきて、3時間くらいは集中して勉強できます。同じように勉強している人たちに囲まれていると、自然と刺激も受けられるんです。

勉強の合間には、ハローワークのホームページで求人をチェックすることも欠かしません。資格を取得すれば応募できる事務職の求人も多く、将来の選択肢が広がるのを感じています。資格を取れば働く自信につながるな」と前向きに考えられるようになりました。

正午になると、一度図書館を出て帰宅し、昼食をとります。こうして規則正しい生活リズムを守ることも、就職に向けた準備のひとつだと思っています。

ほごらんど

Kさんのように一歩を踏み出した人が、少しずつ将来へ進んでいます。「生活保護について詳しく知りたい」そう感じたら、まずは一度ほごらんどにご相談ください。

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【昼12:30】自炊でバランスの良い昼食

Kさんのコメント

昼食はいつも自宅で手作りしています。外食だと一食500円以上かかってしまいますが、自炊なら200円ほどで済みますし、自分で栄養バランスを調整できるのも魅力です。

この日のメニューは、鶏胸肉の照り焼きに野菜炒め、それに味噌汁とご飯。鶏胸肉は安くて高タンパクなのでよく使っています。野菜は特売日にまとめ買いして冷凍保存を活用していますね。

味噌汁
毎日作れること自体が、ありがたいです

料理をしながら、受給前の食生活を思い出すことがあります。当時は野菜不足で体調も崩しやすかったし、集中力も続かなかったんです。

今では一週間分の献立を立てて計画的に買い物をし、生活扶助の範囲で栄養バランスの良い食事を工夫しています。「どうやりくりすれば無理なく健康的に食べられるか」を考えるのも、意外と楽しいんですよ。

食事の時間は、音楽を聴いたり本を読んだりしながらリラックスして過ごします。ゆっくりと味わえるのは、心に余裕が出てきたからこそだと思います。以前は食事すら慌ただしく済ませていたなあと振り返ります。

ほごらんど

食費の心配で、食事をただの「作業」にしていませんか?生活保護を受給すると、栄養のある食事を毎日きちんとと取れます。あなたも、安心して食事ができる毎日を始めませんか?

生活保護
ご相談ならほごらんどへ!

\専門スタッフが丁寧に対応します!/

【午後2:00】ハローワーク訪問:支えられて進む日々

Kさんのコメント

午後は、月に2回くらいのペースでハローワークに通っています

求人の確認や職員との面談は大切な時間です。「無理のない範囲で大丈夫」とケースワーカーさんにも言われ、焦らず取り組んでいます。

この日は、職業相談員の佐藤さん(仮名)と面談。佐藤さんから「簿記の勉強、順調ですね。修了すれば求人もさらに広がりますよ」と声をかけてもらいました。

履歴書の書き方についても相談し、「生活保護を受けながら資格取得に励んだ期間と前向きに書いて大丈夫です」とアドバイスをもらいました。

以前はすべてを一人で抱え、社会から孤立しているように感じていました。でも今は、親身に話を聞いてくれる人がいます。その存在が何よりも心強く、孤独ではないという安心感を与えてくれます

ほごらんど

生活保護は、一人で頑張るためのものではありません。もしあなたが今、孤独や不安を抱えているなら、どうか一人で悩まないでください。私たちにあなたの想いを聞かせてください。

生活保護
ご相談ならほごらんどへ!

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【午後4:00】スーパーでの買い物:計画的な家計管理

Kさんのコメント

ハローワークの帰りには、だいたい近所のスーパーに寄ります。1週間分の食材をまとめて買うようにしていて、食費は大体週に7,000円くらいの予算で考えています。

買い物リストは事前に作ってきます。衝動買いを避けるために、必要なものをメモしてから行くんです。チラシで特売情報もチェックして、安い時にまとめ買いするようにしています

買い物のメモ
茄子は高かったため購入しませんでした

今日買ったのは、鶏胸肉(100g68円)、キャベツ(1玉150円)、人参(3本入り100円)、卵(10個入り200円)、納豆(3パック100円)、豆腐(1丁80円)など。

見切り品コーナーも必ず見ます。消費期限が近い商品でも、その日に使えば問題ないですし、30〜50%オフになっていることもあって本当に助かります。ねぎは味噌汁に使うため、安い時はいつも購入しています。

見切り品
見切り品は強い味方です

支払いは現金でしています。家計簿をつけているので、レシートは必ず保管して、毎日の支出を記録するようにしています。そうすることで無駄遣いを防げるんです。

レジの店員さんとは顔見知りになっていて、「いつもありがとうございます」と声をかけてもらえると、地域の一員として認められているような気がして、ちょっと嬉しくなります

帰り道では、近所の人と挨拶を交わすこともあります。生活保護を受けていることを特別に意識することなく、普通の住民として暮らせているのがありがたいです。

ほごらんど

買い物かごに入る野菜や卵は、安心して選べる未来の象徴です。あなたもまずは相談から、日常を取り戻してみませんか?

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【夕方5:30】夕食準備:料理も生活の楽しみ

Kさんのコメント

帰宅すると、すぐに夕食の準備を始めます。今日は鳥肉と野菜の炒め物に、サラダと味噌汁。30分くらいで作れる、簡単だけど栄養バランスの良いメニューです。

料理をしながら、いつもラジオをつけています。音楽番組や情報番組を聞きながら料理をしていると、気持ちが落ち着いてきて、一日の中でもリラックスできる時間なんです。

生活保護を受ける前は、料理をする気力もなくて、コンビニ弁当やカップ麺ばかりの生活でした。でも今は料理を楽しめるようになっていて、それだけでも生活の質がぐっと良くなったと感じています。

調味料も基本的なものは一通り揃えました。醤油、味噌、みりん、料理酒など、一度買えば長く使えるものは「初期投資」と考えています。これがあるだけで、料理の幅が格段に広がるんですよね。

調味料
やっと揃った、暮らしの基本

冷蔵庫には作り置きのおかずも常備しています。時間のあるときに多めに作って冷凍しておくので、忙しい日でも温めるだけで栄養のある食事がとれるようになりました。

夕食の準備が整ったら、テーブルをちゃんとセッティングします。一人暮らしでも、きちんとした食卓で食事をすることを心がけているんです。そうすることで、心の豊かさにつながると思っています。

ほごらんど

温かい食事を、ゆっくりと味わう。生活保護は、そんな「人間らしい生活」を再開するための土台です。心身の健康を取り戻し、未来へ向かう力を育んでくれます。

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【夜7:00】夕食と団らんの時間:一人でも豊かな時間

Kさんのコメント

夕食は、テレビのニュースを見ながら取るのが習慣になっています。世の中の動きを知ることで、社会とつながっている実感が持てるんです。就職活動を考えると、時事問題の知識は役立つことも多いですしね。

食事をしながら、今日一日を振り返ります。朝は図書館で勉強、午後はハローワークで相談、帰りに買い物。規則正しく過ごせたことに、小さな達成感を覚えました。

一人での夕食も、今では寂しさよりも自由さを感じる時間になっています。好きなテレビを見たり、本を開いたりしながら、ゆったりと箸を進めていく。こうして一人の時間を楽しめるようになったのも、心に余裕が出てきたからだと思います。

食後はコーヒーを飲みながら、今日手に入れた求人票を改めて確認します。気になる求人が見つかったので、「明日には詳細を調べてみよう」と決めました。

以前は「明日どうしよう」と不安に押しつぶされる夜もありました。でも今は「明日はこれをやろう」と前向きに考えられるようになっています。自分にとって、それは本当に大きな変化なんです。

ほごらんど

明日の心配に追われて、立ち止まる余裕を失っていませんか?生活保護は、目先の不安を解消し、将来をじっくりと考えるための「時間」と「心のゆとり」を与えてくれます。具体的な再スタートの計画を立てるために、まずはお気軽にご相談ください。

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ご相談ならほごらんどへ!

\専門スタッフが丁寧に対応します!/

【夜8:30】入浴とリラックスタイム:心身のメンテナンス

Kさんのコメント

夕食後は入浴の時間です。生活保護を受ける前はガス代を節約するために二日に一度しか入れませんでしたが、今は毎日ゆっくり湯船に浸かれます。100円ショップで買った入浴剤でも十分リラックスでき、小さな贅沢を味わっている気持ちになります。

お風呂
湯船に浸かるだけで心が安らぎます

お風呂から上がったあとは、YouTubeの無料動画を見ながらストレッチをしています。体調管理も就職活動の一環と考え、毎日続けています。

その後は図書館で借りた本を読む時間です。今日は面接のコツや職場でのコミュニケーションに関する本を開きました。以前は余裕がなく本を読む気力もありませんでしたが、今はこうして知識を増やす時間を持てるようになり、将来への準備ができていると感じます

夜の九時半を過ぎる頃には、明日の予定を手帳に書き込みます。午前中は勉強、午後はパートがあります。予定を整理しておくだけで、翌日を安心して迎えられます。

ほごらんど

生活保護は特別なものではなく、あなたの生活と健康を守る仕組みです。まずはほごらんどに気軽にご相談ください

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【夜10:00】家計簿記帳と明日の準備:計画的な生活

Kさんのコメント

夜10時ごろになると、机に向かって家計簿をつけるのが日課になっています。

「今日は朝ごはん200円、昼ごはん250円、夕ごはん300円、その他150円で合計900円。目標の“1日1000円以内”をちゃんと守れたな」――そんな小さな達成感がうれしいんです。月3万円の食費の中で、無理なくやりくりできていると安心できます。

家計簿を書き終えたら、明日の予定を手帳にメモします。午前は図書館で勉強、午後はケースワーカーさんとの面談、夕方は病院で定期健診。前までは先の予定を立てる余裕すらなかったけれど、今は「やることがある」ことが前向きに感じられるんです。

薬も忘れずに飲みます。軽い睡眠薬を処方してもらっていて、医療扶助のおかげで費用はかかりません。おかげで眠りの質がぐっと良くなっていて、「今日もちゃんと眠れる」と思えるだけで安心できます。

寝る前には、翌日の服を用意します。明日は面談があるので、清潔感のある服を選んでおきました。最後にスマホで天気予報をチェックして、雨に備えて傘も玄関に置く。こうしたちょっとした準備を落ち着いてできるのも、心に余裕があるからこそだな、と感じます

ほごらんど

心に余裕があるからこそ、明日の準備ができます。ほごらんどは、あなたの日常を整える支えになります。

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【夜11:00】就寝前のひととき:希望に満ちた夜

Kさんのコメント

就寝前は日記を書くのが習慣になっています。その日あったことや感じたことを記録しておくと、後から読み返したときに自分の成長が分かって励みになるんです。

今日のページには「図書館で研修の課題を進められた」「ハローワークで良い求人を見つけた」などをメモしました。小さなことでも書き残しておくと、前向きな気持ちになれます

日記を書くようになってから、不安や絶望感ばかりだった頃と比べて、内容が希望に変わってきました。

眠る前には明日の目標を3つ決めます。「研修の復習を3時間する」「ケースワーカーさんに就職活動の進捗を報告する」「事務職の求人情報をチェックする」――小さな目標でも達成すると自信につながり、毎日少しずつ前進している実感が持てます。

電気を消してベッドに横になり、「今日も健康に過ごせた」「明日も良い一日にしよう」と思える。以前は「明日が来るのが怖い」と思っていましたが、今は「明日が楽しみ」と感じられるようになりました。

生活保護のおかげで、人生に希望を持てるようになったのです。

ほごらんど

生活保護は、再び自分の人生を歩み出すための最後の砦です。諦めかけた人生を、もう一度自分の手に取り戻す最初の一歩を、ほごらんどと共に踏み出しませんか?

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Kさんが語る生活保護の実際:「人間らしい生活」の意味

Kさんのコメント

生活保護を受ける前は、「惨めな生活になるんじゃないか」と思っていました。

けれど、実際に暮らしてみると全然違ったんです。朝起きて、勉強して、食事して、就職の準備をして、夜は本を読んで眠る。当たり前のことが当たり前にできるようになって、今は“普通の生活”を送れています

一番大きな違いは、やっぱり「心の余裕」です。前は「今日食べる物があるかな」「家賃払えるかな」と、常に不安ばかりで押しつぶされそうでした。でも今は、その心配がなくなった分、前向きに物事を考えられるようになりました。

周囲の目も、最初は気にしていました。「近所の人にどう思われるだろう」と。でも、普通に挨拶を交わして過ごしていると、特別扱いされることもなく、ごく普通の住民として生活できています。

これからの目標は、簿記2級を取得して、事務職員として働くことです。ケースワーカーさんからも「きっと大丈夫」と言ってもらえているので、自分でも着実に準備を進めています。

生活保護は「人生の終わり」ではなく、「再スタートのための基盤」だと、今は実感しています。安定した生活があるからこそ、未来のことを考え、準備する力が持てるようになりました。

ほごらんど

Kさんが語る「人間らしい生活」は、特別なものではありません。ほごらんどに相談してくださった多くの方が、同じように「安心」と「前向きさ」を取り戻しています。次は、あなたがその一歩を踏み出す番です。

あなたも安心して新しい生活を始められます

ほごなびが生活保護受給をサポート

Kさんの一日を通して、生活保護を受けた暮らしの実際が見えてきました。そこにあるのは「惨めで辛い生活」ではなく、「規則正しく、希望を持って過ごせる生活」です。

生活保護制度は、人が人らしく前を向いて生きるための基盤になっています。もしあなたが今、経済的な困窮に悩んでいるなら、一人で抱え込まずほごらんどに相談してみませんか

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相談方法
電話 03-6737-7589 
(受付時間 10:00~19:00)
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Kさんのような「人間らしい生活」を、あなたも始めることができます。まずはお気軽にご相談ください。

ほごらんど

不安は、一人で抱えるほど大きくなります。ほごらんどなら名前を出さなくても相談できます。最初はただ“気持ちを話すこと”から始めてみましょう。

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