【体験談】信じた親友に裏切られ、借金1,000万円｜生活保護で再出発したAさんの話

「もう消えてしまいたい」と、一人で絶望していませんか？

Aさん(仮名・20代)は、信じていた親友の裏切りで借金約1,000万円を抱え、電気もガスも停止寸前の部屋で一人、震えていました。頭の中を占めていたのは「もう消えてしまいたい」という考えだけ。

この記事では、絶望の中で生活保護を申請し、初めて振り込まれた支給額に安堵した瞬間から、少しずつ立ち直っていくリアルな体験をお伝えします。

ほごらんどの支援に対する感想

手取り17万、親友の借金で地獄の生活に…

正直、あのときは何も考えてなかったんです。相手は幼いころからの親友で、ずっと一緒に育ってきた仲だったから、断れなかった。

「ちょっとだけ頼む、絶対大丈夫だから」って言われて、軽い気持ちで連帯保証人になってしまったんです。断ったら友情にヒビが入るんじゃないかって思ったし、信じてしまったんです。でも、それが地獄の始まりでした。

手取り17万円で働いていましたが、借金1,000万円の返済は本当に厳しくて。毎月10万円返しても、残りは生活費に7万円しかなくて。

家賃6万円、食費2万円、光熱費・通信費2万円、日用品1万円…。もう計算するだけで、毎月赤字です。家賃滞納は当たり前で、病気になったり、急に冠婚葬祭とか出費があると、本当に生活が崩れてしまう。

正直、どうしようもなくて、なんで自分だけこんな目に…って、自暴自棄になっていました。

電話の嵐とSNSの笑顔―心が壊れそうだった瞬間

返済が滞るたび、1日に10件以上の催促の電話がかかってきました。

SNSを見ると、友人は何事もなかったかのように楽しそうに遊んでいる写真ばかり。あの瞬間、心が凍りつきました。怒り、自己嫌悪、憎悪、すべてが絡み合って、身動きが取れなくなったんです。

「なんであいつは、こんなに平気で遊んでいられるんだ…。俺がどれだけ苦しんでいるか、少しでも考えたことがあるのか？」と心の中で問いかけても、答えは返ってきません。怒りだけがどんどん膨らみ、胸が張り裂けそうでした。

家賃滞納の通知がポストに届き、電気もガスも、いつ止められてもおかしくない状況でした。

もう何もかもがどうでもよくなって、天井をぼんやり見上げていました。頭の中をよぎったのは、「このまま消えてしまいたい」という考え。誰にも相談できない。恥ずかしい、情けない。そんな思いが自分を縛っていました。

夜通し、手が震えるままスマホを握りしめ、どうにか現実を変えられないかと考え続けていました。

震える手で送った相談メッセージ

絶望のどん底にいたとき、スマホでなんとなく検索していて「ほごらんど」のサイトにたどり着きました。

生活保護や借金について、条件や手続きの流れ、実際に受けた人の声まで丁寧に書いてあって、気づけば夢中で読み込んでいました。

「ここまで詳しく書いてあるなら、もしかしたら自分も…」そう思った瞬間、喉の奥がぎゅっと詰まって、涙がこみ上げてきました。けど同時に、恥ずかしさや情けなさも押し寄せてきて、なかなか行動には移せなかったんです。

それでも記事の最後にあった「まず相談してください」という一言に背中を押され、震える指でLINEの相談フォームを開きました。送信ボタンを押す直前、心臓がバクバクして、手汗でスマホが滑りそうになったのを覚えています。

しばらくして届いた返信は、思っていたような事務的な文面じゃありませんでした。優しいけど決して押しつけがましくなくて、ただ「大丈夫ですよ、まずは話を聞かせてください」と書かれていました。その言葉を読んだ瞬間、声を出して泣いてしまいました。

「あなたは悪くないですよ」返信の中にあったその言葉が、ボロボロになっていた自分に突き刺さりました。初めて、「自分の存在を許せる気がした」と心の底から思えたんです。

ほごらんどのサポートで、不安が少しずつ和らぎました

返信を読んで泣いた後も、胸の奥にはまだ不安が残っていました。

「少し安心したけれど、本当に役所で正直に借金について話して大丈夫なのだろうか…」借金のことを打ち明けたら、責められたり断られたりするんじゃないかという恐怖が頭を離れませんでした。

そんな中、ほごらんどのスタッフが丁寧にサポートしてくれました。

「借金の経緯は正直に話しても大丈夫です」「詐欺被害ややむを得ない事情で借金を抱えた場合でも、生活保護は利用できます」と教えてもらったとき、肩の力がふっと抜けるのを感じました。

生活保護の仕組みについても具体的に教えてもらえ、食事のサポートまでしてくれました。孤独で押し潰されそうだった心が少しずつ落ち着いていきました。

スタッフは無理に励ますわけでもなく、こちらのペースで話を聞いてくれるだけなのに、その優しさに救われた気持ちになったのです。

このサポートがあったからこそ、震える手で役所に向かう勇気も出ました。孤独や不安に押し潰されそうな中で、誰かがそばにいてくれることの大きさを、初めて身をもって知った瞬間でした。

借金でも生活保護を受給できた

役所での面談の日、緊張で声が震えましたが、借金のことを一つずつ話しました。「友人の連帯保証人になってしまって…」「返済が滞って…」「生活もままならなくて…」話すたびに、胸の奥がぎゅっと締め付けられて、息も苦しくなりました。

でも、ケースワーカーは眉をひそめることもなく、静かに耳を傾けてくれて、「大変でしたね」と優しく声をかけてくれました。

涙がこみ上げそうになりながらも、初めて自分の状況を否定されずに聞いてもらえた実感がありました。「借金がある自分でも、生活保護は受けられるんだ」という現実を肌で感じ、少しだけ希望が見えた気がしました。

専門家と一緒に借金問題に対処

私は連帯保証人としての借金を抱えていたため、自己破産では免除できない可能性がありました。そのため、生活保護で生活を確保しつつ、弁護士や司法書士に相談して、減額交渉や返済の手続き、法的手続きを進めることにしました。

ほごらんどは、どのように専門家につながればいいか、必要な書類や面談の準備方法まで丁寧に教えてくれました。相談していなければ、恐怖で何も手をつけられなかったと思います。

生活保護で家賃や食費を確保できたことで、やっと心も落ち着き、借金の取り立てに押し潰されそうだった日々から少しずつ解放される一歩を踏み出せました。

借金地獄の中でも少しずつ立ち直る日常

私は、生活保護で人間らしい生活を確保できたことで、やっと頭を整理できました。借金はまだ残っていますが、誰かに相談しながら少しずつ対処できると思うと希望が持てます。

一人で抱え込んでいたら、私は恐怖や不安に押し潰されていたと思います。でも、ほごらんどのスタッフに相談して、専門家の支援を受けることで、金銭的な不安だけでなく、心の奥の安心感も少しずつ戻ってきたんです。

生活が安定したことで、私は少しずつ次のことに取り組めるようになりました。

生活保護は、私がやっと息をつける場所を作ってくれました。さらに専門家の支援と組み合わせることで、借金の制約がある中でも絶望の中から少しずつ立ち直ることができると実感しています。

再び人生を取り戻してみませんか？

「もうどうしようもない」「借金の取り立てから逃れられない」そんな思いを抱えているあなたへ。

ほごらんどでは、借金を抱えたままでも生活保護の無料相談が可能です。秘密厳守で、匿名でも相談できます。

相談方法
電話	03-6737-7589  (受付時間 10:00~19:00)
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